ふるさと納税が何で節約になるの?
どういうメリットがあるの?
節税になると聞くふるさと納税。実際どう節約になるのか、ふるさと納税をしたことがない人はピンと来ないのではないでしょうか。
私も知人に勧められるものの、メリットがよくわからなかったため、ふるさと納税を始めることに躊躇していました。
しかし、ふるさと納税を始めて、その効果を身をもって実感!
節約ができただけでなく、生活そのものが豊かになりました。
この記事では、アラサーで2000万円貯めた筆者が、
・ふるさと納税がお得な理由
・ふるさと納税で節約する方法
・返礼品を選ぶ際に注意したいこと
を解説します。
ふるさと納税の何がいいの?
ふるさと納税とは、生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
あなた自身で寄付金の使い道を指定でき、地域の名産品などのお礼の品もいただける魅力的な仕組みです。(引用:「ふるさとチョイス」サイト)
初めてこの説明文を読む人は、
結局、寄付なの?何か自分にリターンが返ってくるの?
という疑問が湧き出てくるのではないかと思います。
寄附というと、金銭や品物を無償で贈ることを意味します。
ボランティア精神によるものがほとんどかと思います。
だから「寄付することで自分に何かが返ってくる」という感覚を掴みにくいのです。
しかし、ふるさと納税では、税金が控除されるとともに返礼品がもらえます。
納税は国民の義務。
普通、所得税や住民税を納めて、「納税してくれてありがとう」と自治体から何かが送られてくるなんてことありませんよね。
ふるさと納税では、納めるはずだった自治体とは別の自治体に納税します。
すると、「我が自治体に納めてくれてありがとう」と返礼品が送られてきます。
このように、ふるさと納税は、返礼品がもらえるというメリットがあります。
ふるさと納税がお得な理由
ふるさと納税がお得と言われるのは、実質2000円でそれ以上の物が手に入るからです。
ふるさと納税は、税金の全額が控除されるのではなく、自己負担2000円が発生します。
2000円の自己負担は「寄付金控除」という税制の仕組みを利用する以上、必要になります。
しかし、自己負担があるとは言え、返礼品で2000円以上のものをゲットできます。
初めてふるさと納税をした時の私は、
2000円でこんなにたくさん、もらえていいの!?めちゃくちゃお得やん!!
と正直驚きでした。
例えば、以下の品物は、私が2021年度に返礼品としてゲットしたものです。
- 玄米10キロ
- 熟成鮭フレーク300グラム
- ミックスナッツ1キロ
- どら焼き17個
- 練り羊羹20本詰め合わせ
- 観葉植物
- 薩摩つげ櫛
これらをふるさと納税を使わないでゲットしようとすると、2万円以上はかかることでしょう。
2000円でそれ以上のものを手に入れることができるから、ふるさと納税は得だと言われているのです。
これこそ、ふるさと納税の最大のメリットです。
ちなみに、毎回2000円がかかるのではありません。年間の寄付金額にかかるものです。
何度寄付をしても自己負担は2000円です。
ふるさと納税で節約する3ステップ
次に、ふるさと納税で節約する3ステップを紹介します。
生活必需品をゲットする
まずは、生活必需品をゲットすることです。
生活必需品と言えば、食料品や日用品です。
ふるさと納税でもらえるお米やお肉で食費を浮かせたり、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなど、日用品を返礼品に選べば、生活費の節約につながります。
私は主食が玄米なので、玄米をふるさと納税でゲットしています。
おかげで、スーパーで玄米を買うことはありません。
以下のリンクにある玄米がふるさと納税で手に入れた物です。
毎食の食費を浮かせるのに大いに貢献してくれています。
このように、生活の中で消費する頻度が高いものを返礼品に選ぶと、生活費を節約することができます。
あなたが普段の生活で購入している物をふるさと納税の返礼品に置き換えられないか、探してみましょう。
買うと決めている物をゲットする
次に、買うと決めている物をゲットすることです。
買おうと思っているものであれば、出費が決まっていたもの。
ふるさと納税でお得に手に入れることで、出費を抑えることができます。
私の場合、長年使える質の良い櫛を買おうと思っていました。
そこでふるさと納税で、鹿児島のつげ櫛を見つけました。
普通に購入するなら1万円近くする品物です。
つまり、1万円の出費が浮いたことになります。
趣味の物やライフワークとして必要な物は、ふるさと納税で探してみるといいでしょう。
生活を豊かにする物をゲットする
節約を意識した生活をしていると、
「生活に必要のない物は買わなくていい」
「贅沢な外食費や高価な物への出費を抑えなきゃ」
と我慢する思考に陥りがちです。
そんな時に、ふるさと納税はとてもオススメできます。
ふるさと納税で贅沢ができるからです。
ふるさと納税の返礼品には、A5ランクの国産牛やウニやイクラ、高級フルーツなど、高い物がたくさんあります。
「少し贅沢をしたいな」と感じた時には、普段は買わないような高級品を返礼品に選ぶと、心を豊かにしてくれます。
普段の節約生活も苦にならないでしょう。
返礼品を選ぶ際に注意したい5つのこと
私が返礼品を選ぶ時に気をつけている5つのことを紹介します。
上限金額以上になっていないか確認する
寄付金の上限を超えると、自己負担分の金額が増えてしまいます。
自分の寄付金の上限をシミュレーションして、その範囲内で収めるようにしましょう。
シミュレーションは、ふるさと納税のサイトで確認できます。
https://event.rakuten.co.jp/furusato/mypage/deductions/
自分の住んでいる自治体でないことを確認する
自分の住んでいる自治体にふるさと納税をした場合は、返礼品がもらえません。
注意しましょう。
食料品の賞味期限を確認する
食料品を頼むときには、賞味期限をチェックしましょう。
返礼品は通常購入するより、大量に入っていることがあり、賞味期限内に食べきれない可能性も出てきます。
特に生モノや常温保存のものは、賞味期限内をチェックしておきましょう。
どのくらいの量が届くか把握しておく
先にも述べましたが、返礼品は大量に届くものもあります。
例えば、冷凍物がキロ単位で届くと、冷凍庫のスペースを必要とするかもしれません。
ティッシュボックス60箱やトイレットペーパー48ロールといった返礼品もあります。
保管が必要な返礼品を選ぶ場合、どのくらいの量が届き、それを置く場所があるのか、確認しておきましょう。
小分けかどうか確認する
お肉5キロやイクラ1キロなど大量に入っている返礼品は、一度には食べきれないでしょう。
何回かに分けて使いたい食料は、小分けパックになっているか確認しておくと、料理をする時に便利です。
また、冷凍物の場合は、解凍と冷凍を繰り返さなくてよいため、鮮度や質を気にする必要もありません。
まとめ : ふるさと納税で心豊かに節約しよう
今回は、ふるさと納税がお得な理由とふるさと納税で節約する方法を解説しました。
- 生活必需品をゲットする
- 買うと決めている物をゲットする
- 豊かにする物をゲットする
- 上限金額以上になっていないか確認する
- 自分の住んでいる自治体でないことを確認する
- 食料品の賞味期限を確認する
- どのくらいの量が届くか把握しておく
- 小分けかどうか確認する
ふるさと納税は節約に貢献してくれる上、返礼品次第では生活自体も豊かにしてくれるものです。
節約が苦しいものではないことを体感できるはず。
美味しい物をゲットして、楽しく豊かな節約術を身につけましょう。