株を始めるのはなんだか怖いな。
株の投資やった人ってどんな結果を出しているのだろう?
株を始めてどんなことがあったのだろう?
株に興味はあるけれど、投資って聞くとなんだか怖いと思う人は少なからずいると思います。株を始めたばかりの人のリアルな体験談も聞いてみたいですよね。
私も株式投資を始める前は、不安な気持ちがありました。
しかし、私は20代から株式投資を始めて良かったと感じています。資産総額が増え、自由な人生への土台と考え方が身につき、人生の選択肢が増えました。
この記事では、20代で株式投資を始めた理由とその結果、得られたものについて、解説します。
20代で株を始めた理由
初めに、私が株を始めた背景について、触れておきたいと思います。
私は、26歳のときに投資を始めました。
会社員で営業として働いていましたが、過労で心を患った経験から、
「会社に頼らずに生きていくことは出来ないか」
と模索していました。
ずっと貯金をしていましたが、ある時、「お金が貯まるスピードが遅いな」と感じ、
「どうにかこれを増やせないか」と考えていました。
そこで始めようと思ったのが投資です。
職場の先輩が株式投資をしていて、興味を持ったのもきっかけの一つです。
しかし、私は金融知識に疎く、株についての基本的な知識もやり方も全然わかりませんでした。
それに株式投資と言えば、デイトレーダーのようなチャートを見ながら売買すると言うイメージがあり、少し怖いような気もしていました。
しかし、気になったことは学ぶよりもやってみたい性格の私。
「これでお金が増えるのなら」と思い、可能な範囲で始めることにしました。
初期投資は100万円
いつも大胆な行動をとる私でも、さすがに全財産を突っ込むことはしません。
当時、300万円あった貯金のうち、100万円を投資にあてました。
もしも失敗したときのために、なくなっても良いお金として、この金額を資金にしたと言うことです。
口座を開設。初めて株を購入
自分で色々と調べて、手数料が安いSBI証券に口座を開設しました。
初めて買った株はトヨタ自動車の株です。
トヨタ自動車を選んだ理由は、
- 知っている企業で安心だから
- 儲かっていそうだから
指標や財務諸表やチャートなどを見ずに買うという点では、ありえないやり方かもしれません。
しかし、私は初めから何倍にもなる株を探していたわけではなく、
と言うことを体験したい気持ちもあったので、堅実な企業を狙ったということです。
当時のトヨタ自動車の株価は1株あたり7,000円位でした。
株式は基本、100株単位で購入するので、約70万円です。
もしも株価が半分になったり、0円になって失ったとしても、それも勉強代!
株価が上がって利益が出た
その後、日々の増減はあったもののしばらく持っていると、株価が上がり、数万円の利益が出ました。
昔のことなので金額を覚えていませんが、7万円位だったような気がします。
株式投資ってこうやってお金を増やせるんだ!
と身をもって実感しました。
そこからは、興味を持って自分で銘柄を調べて購入したり、先輩に聞きながらいろんなの株を売買しました。
20代で株をやってみた結果
本題に入ります。株をやってみた結果、以下の4つが主な感想です。
- 保有資産が増えた
- 得もしたし、損もした
- 金融知識が増えた
- 人生の選択肢が増えた
順に解説します。
保有資産が増えた
貯金だけをしていた頃より、明らかに保有資産が増えるスピードが上がりました。
20代前半の頃の私の貯金額は300万円位だったと思いますが、20代で1000万円到達、30代前半で2000万円越えを達成しました。
当時は資金100万円から始めた投資でしたが、貯金を投資に回し始め、今では1000万円以上を投資で運用しています。
得もしたし損もした
すべての株式の売買でボロ儲けしたわけではありません。
基本的にずぼらです。分析は苦手です。特に調べずに株がマイナス20%になってしまったこともあります。
それに、コロナショックという大暴落も経験しました。
その当時は、資産総額がマイナス60%にまで落ち込み、資金力不足で買い足すことも出来ず、売ることも出来ず、「どうしよう。。」と不安と焦りでいっぱいになりました。
しかし、日経平均自体もコロナショックから回復し、私の資産額もコロナショック前よりも増加。
この経験を経て、大暴落したときの構え方や資産の保有の仕方を学びました。
私は損得どちらも経験して、自分の知識と経験値がパワーアップし、さらに資産を増やしていけるようになったと感じています。
金融知識が増えた
金融商品と言えば、何を思い浮かべますか?
投資信託、債券、ゴールド、リート、色々あります。株を始めた当時の私は、株式しか知りませんでした。
しかし、続けていくうちに色々と調べるようになり、海外の株式も買えることや、投資信託という色々な会社の株の詰め合わせセットのような金融商品があることも株式の投資を始めてから知りました。
それに、正しいリスクの取り方、リスクを抑える方法についても、学びと実践を繰り返して、自分の投資判断軸を確立していきました。
まずは株式から始めた投資でしたが、人から教えてもらったり、自分で調べたり、新たな投資を小額から初めてみたりすることで、金融知識が増えて、資産形成のスピードがさらにアップしました。
人生の選択肢が増えた
やはりお金は自由の土台です。
貯金が少なかった頃、「生きていくためには会社で働き続けなければならない」と、
呪いにも似た呪縛にとらわれていた私でしたが、資産がある程度増えたり、お金の増やし方・守り方がわかると、将来に対する不安が少しずつ和らいできました。
それと同時に、会社で一生働かなくても生きていけると言うことも実感できたし、会社員以外の人生も選べると言うことに気づきました。
今は、資産運用で生活費をまかないながら好きな仕事をする「サイドFIRE」という生き方の実践に向けて、色々とチャレンジしています。
この心の余裕や考え方は、会社で稼いできた給料を貯金するだけではなく、20代から投資をして、貯金を投資に回して増やしていくという”考え方”や”経験値”があったからこそだと実感しています。
まとめ:投資を始めて自由な人生を歩もう
今回は20代で株をやってみた結果について、体験談を話しました。
- 保有資産がめちゃめちゃ増えた
- 得もしたし損をした
- 金融知識が増えた
- 人生の選択肢が増えた
私は株式投資をやって良かったと思っています。
みんながみんな、同じやり方をすればいいと思っているわけではありません。
始める前に調べる必要はありますし、自分のお財布事情や家庭の事情に合わせた投資をしなければ、よからぬ詐欺に引っかかってしまう可能性もあります。はじめての投資で損をしてしまう人もいるかもしれません。
しかし、自分が働くこと以外でお金を増やせる方法を知ると、人生が変わります。
小額からでも投資を始めることをおすすめします。
投資初心者の人に、投資したせいで生活が苦しくならないために、投資を始める前に知っておきたいことの1つ「生活防衛金」ついて書いた記事もありますので、よければこちらもご覧ください。
https://pon-toushiblog.com/boueikin-yojoukin/
最後まで読んでいただきありがとうございました!