・ふるさと納税を始めようと思ってるんだけど、やり方がわからない。
・どんな流れで返礼品をもらえるの?
・実際にふるさと納税をやったことがある人からやり方を教えてほしい。
初めてふるさと納税を始めようとした人は、「どうやってやればいいの?」と最初から何をしたらいいかわからないケースは非常に多いです。
私は去年のふるさと納税で、20,000円相当の品を2,000円でゲットしました。(写真は返礼品の一部)
しかし、ふるさと納税を始める前は、何に気を付けたらいいのかわからず、どう進めていけばいいのかも不安でした。
そこでこの記事では、楽天ふるさと納税の始め方 4つの手順を初心者が注意すべきポイントと合わせて解説します。
この記事を読めば、初心者でも迷わずふるさと納税を始められます。
なお、今回は「楽天ふるさと納税をスマホでやってみる場合」を例に、スクショ付きで解説します。楽天会員であることが前提条件になります。
私が楽天ふるさと納税を使う理由
初めに、私が楽天のふるさと納税を使う理由に触れておきます。
それは、ポイント還元率が高いからです。
私は他のふるさと納税のサイトも利用して寄付をしたことがあります。
なかでも、楽天市場のポイント還元率は圧倒的に群を抜いていると思いました。
ふるさと納税ができるサイトは、「ふるなび」「さとふる」「ふるさとチョイス」などがあります。
これらのサイトでもポイント還元をしているところはありますが、還元率は1%程度です。
私は楽天経済圏で生活していることもあり、通常でもポイント還元6%、ポイントアップデーで18%の還元率になるのです。
もらえるポイントを比較するとこうなります。
10,000円の寄付した 場合の比較 |
ふるさと納税サイト (還元率1%の場合) |
楽天ふるさと納税 (還元率18%の場合) |
もらえるポイント | 100円分 | 1,800円分 |
この差は大きいでしょう。
それに、ふるさと納税は数万円単位の買い物になる人もいます。
使う金額が高ければ高いほど、ポイント還元率が高いほうがお得なことは、言うまでもありません。
楽天だと、お得な制度であるふるさと納税を、さらにお得に使い倒すことができるというわけです。
(※還元率は個人によって異なります)
返礼品ももらえて、さらに楽天ポイントまでもらえる!生活が豊かになる節約とはまさにこういうこと!
ふるさと納税の始め方はざっくり4ステップ
ふるさと納税の始め方はざっくりと、4つのステップに分かれます。
- Step1寄付上限額を確かめる
- Step2返礼品を選ぶ
- Step3寄付する
- Step4返礼品と寄付金受領証明書を受け取る
順に解説します。
Step1:寄付上限額を確かめる
まずは、自分が寄付できる上限額を確認します。
上限額を確認するには、楽天のシミュレーションサイトを使います。
(マイページにログインします)
ふるさと納税をする年の「年収」や「家族構成」などを入力します。
例えば、
- 年収500万円
- 既婚、共働きで扶養控除なし
- 子なし
とした場合、寄付上限額は63,075円と算出されました。
これが1年間で寄付できる総額です。
(画像をクリックすると拡大されます)
ふるさと納税をする年の年収は正確にわからないことが多いですが、まずはざっくりでもいいので、上限額を確認してみましょう。
詳細な上限額を知りたい場合は、詳細シミュレーションをすると、より正確な控除金額の上限がわかります。源泉徴収票の金額を入力するため、手元に源泉徴収票を用意してください。
Step2:返礼品を選ぶ
次に、返礼品を選びます。
返礼品は、自分の欲しいもので良いです。
どうやって選べばいいの?
何を選べばいいかわからない人は、以下の順番で考えてみてください。
- 節約が目的→生活必需品(普段使う食材、食品、日用品)を選ぶ
- 私生活で欲しいものがある→欲しいものを検索する
- 生活を豊かにしたい→普段は買わないプチ贅沢なものを選ぶ
- 何が欲しいかわからない→人気のお礼の品ランキングから選ぶ
本記事では画像の説明のみとしますが、それぞれの詳細はこの記事で説明しています。
実際に返礼品を検索してみましょう。
手順は、以下の通りです。
- 「楽天市場」のアプリを開く(パソコンからの場合は楽天市場ホームページからログイン)
- 検索窓で「ふるさと納税 〇〇」と入力して検索
今回は、「ふるさと納税 玄米」と調べます。すると、返礼品が表示されます。
(画像をクリックすると拡大されます)
検索結果から、寄付できる金額の範囲内で自分が欲しいと思った返礼品を選びます。
色々あって迷ってしまう場合は、お気に入りに追加しておくと、あとで見返せて便利だよ。
Step3:寄付する
次に、寄付するステップです。
一般的にふるさと納税では、「寄付する」と表現されますが、楽天ふるさと納税では、楽天市場のプラットフォームのため「購入する」という表現になります。
今回は、佐賀県みやき町の玄米を例に、購入ステップを見てみます。
「購入手続きへ」をタップします。
(画像をクリックすると拡大されます)
確認事項をプルダウンから選択します。
一般販売の商品ではなく、ふるさと納税の返礼品であることを意味します。
(画像をクリックすると拡大されます)
ふるさと納税では、寄付した税金の使い道を選ぶことが出来ます。私は子どもにとって健やかな環境づくりに充ててほしいと願うため、「安心して子育てできるまちづくり事業」を選びましたが、どれでも大丈夫です。
(画像をクリックすると拡大されます)
ふるさと納税では、自分の住んでいる町に寄付すると返礼品がもらえません。自分の住んでいる町を選択した場合は、返礼品を選び直しましょう。
(画像をクリックすると拡大されます)
確定申告に必要な書類の種類を選びます。
(画像をクリックすると拡大されます)
ここで、税金控除申請のやり方を少しだけ説明します。
税金控除申請のやり方は、
- 自分で確定申告をする
- 自分で確定申告をせずに済む「ワンストップ特例制度」を利用する
確定申告は、年度末にまとめて税務署に申告する方法です。
ワンストップ特例は、申請書と身分証明書のコピーを自治体に返送すれば、確定申告の手続きをせずに済む方法です。
しかし、ワンストップ特例を使うには、確定申告の不要な給与所得者等で、ふるさと納税先の自治体数が5団体以内である必要があります。
また、確定申告については、2022年2月1日から、制度が少し変わりました。
確定申告の際に必要となる「寄付金受領証明書」について、これまでは紙で入手するものだったのが、データで受領できるようになりました。
これにより、証明書受領から確定申告まで完全オンラインで済ますことができます。
つまり、
- 不要(電子データを自分で取得) → 完全オンラインで確定申告ができる人
- 必要(確定申告用) → 確定申告を完全オンラインではできない人
- ワンストップ特例 → 自分で確定申告をしない人
自分はどれに当てはまるのかわからない。
という人は、ワンストップ特例を選べばよいと思います。
ワンストップ特例を選ぶと、
- 「寄付金受領証明書」
- 「ワンストップ特例申請書」
を紙で入手できます。
ちなみに、ワンストップ特例を選んだからと言って、制度を利用しないといけないわけではありません。
ワンストップ特例の申請書が付いてくるというだけで、自分で確定申告をしても大丈夫です。
私は毎回、ワンストップ特例で申し込んでいます。
寄付する自治体が5団体以内に収まるならワンストップ特例を、6団体以上になるなら確定申告にしようと考えているからです。
結果、毎年6団体以上に寄付しているので、確定申告をしています。
(画像をクリックすると拡大されます)
確認事項は、「どの自治体にも共通している項目」と「自治体独自の項目」があり、自治体によって確認項目が違うよ。今回はみやき町の例だけど、他の自治体の場合は確認事項が違うことを知っておいてね。
すべての確認事項を選んだら、あとは楽天市場で通常商品を購入するのと同じ流れです。
個数を決めて、購入手続きをタップします。
(画像をクリックすると拡大されます)
購入手続きへ進みます。
(画像をクリックすると拡大されます)
注文を確定すれば完了です。
(画像をクリックすると拡大されます)
購入の仕方は分かったけど、いつまでに購入すればいいの?
ふるさと納税が適用されるのは、1月1日~12月31日までです。その間に返礼品を購入しましょう。
Step4:返礼品と寄付金受領証明書を受け取る
最後に、返礼品と寄付金証明書を受け取ります。
返礼品が送られてくる時期は、返礼品ごとに異なるため、商品ページで発送時期を確認しましょう。
ここで知っておきたいのは、返礼品と寄付金受領証明書は、別々で送られてくるということです。
ですから、
「返礼品の中に書類が入ってない!」
「書類だけ届いたのに返礼品は来ない!」
などと慌てなくても大丈夫です。
ちなみに、寄付金受領証明書はこのような書類です。
(画像をクリックすると拡大されます)
寄付金受領証明書は、確定申告まで大切に保管しておきましょう。
以上でふるさと納税の始める手順は終わりです。おつかれさまでした。
まとめ : ふるさと納税を始めてみよう!
今回、ふるさと納税の大きな流れと始め方を紹介しました。
確定申告が不安かもしれませんが、確定申告をするのは次の年になりますまずは返礼品を購入しなければ始まりません。
このページの注意事項を押さえながら、始めてみましょう。
確定申告のやり方も追ってレポートするので、このブログをブックマークしておいていただければ見返すことができるようになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コーヒー好きの私が「これは最高のふるさと納税」と思った返礼品を、こちらの記事で紹介しています。
https://pon-toushiblog.com/regular-delivery-coffee-beans-hometown-tax/
また、「そもそも、ふるさと納税の何がいいんだっけ?」と思った人は、こちらの記事を読んでみてください。ふるさと納税で節約できる理由を解説しています。
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