節約を始めようかな?
でも何から始めたらいいの?
買いたい物や行きたいところ、世の中にはお金がかかることはたくさんあります。その度に「よし!貯金するために、節約するぞ!」と心に決めることがあるかと思います。でも、「節約って何から始めたらいいんだろう?」と思いませんか?
「電気をこまめに消す」ということから始めようとしている人は、節約が上手くいかない可能性が高いです。
節約は、”大物=固定費”から潰していかなければなりません。
この記事では、固定費を見直すべき理由と、年間100万円以上節約できた方法を公開し、解説します。
この記事を読めば、あなたの暮らしが経済的に軽くなり、欲しい物を手に入れられる余裕が出てくるでしょう。
<この記事がおすすめな人>
- 貯金がしたい
- 節約がしたい
- 節約したいけど、何から始めていいかわからない
- 結果を出した人の真似をしたい
節約は何から始める?一番に見直すべきは固定費
節約のイメージと言えば、
「水道の水の出す時間を10秒以内にする」「電気をこまめに消す」
など、生活の中での改善だと思っていませんか?
実は、節約をしようと考えた際に、真っ先にするべきは、固定費の削減です。
固定費とは、「生活の変化に関わらずかかる出費」です。
<固定費と呼ばれる主な項目>
- 家賃
- 水道・光熱費(電気代、ガス代)
- 通信費(スマホ代、Wi-Fi代)
- 保険料
- 車の維持費
その出費の金額は大きく、生活費の大半を占めることになります。
この大部分の固定費のそれぞれを減らすことが、節約の一丁目一番地なのです。
なぜ固定費を減らすことが良いのでしょう?
固定費を節約するメリット
節約額が大きいので効率が良い
イメージしてみてください。
直径2センチの大きさから手のひらサイズのものまで、色々な大きさのビー玉が入った1kgのバケツがあるとします。
「10秒間で、そこからビー玉を取り出してバケツの中身を500gにまで近づけてください」
と言われたら、あなたはどんな大きさのビー玉を取ろうとしますか?
おそらく、大きいビー玉から取り出そうとしますよね?
節約もそれと同じです。
節約で言うと、あくまで一例ですが、
小さいビー玉は「こまめに電気を消すこと」=節約額が小さい、
大きいビー玉は「スマホを安いプランに乗り換えること」=節約額が大きい
になります。
小さいビー玉をちまちまと取り出すのではなく、大きいビー玉を取り出した方が、圧倒的に効率が良いのです。
一度やれば効果が持続する
とりわけ、固定費は、口座やクレジットカードから自動的に引き落とされ続けます。1年、10年続くものもあります。裏を返すと、一度大幅削減に成功すれば、その効果が持続するということです。
では、ここからは、見直すべき固定費ビッグ3を紹介します。
見直すべき固定費ビッグ3
見直すべき固定費ビッグ3です。
- 【通信費】格安SIMに乗り換えよう
- 【車の維持費】売却しよう、もしくはカーシェアリングにしよう
- 【家賃】実家に住もう、もしくは家賃の安いところに引っ越そう
これらは私自身の実体験に基づいたビッグ3であることをご了承ください。
順に説明します。
【通信費】格安SIMに乗り換えよう
スマートフォンの所有率が9割を超える現代では、インターネット環境は欠かせません。
インターネットを利用するのにかかるのが、通信費です。
主に、スマホの通信、自宅のWi-Fi、ポケットWi-Fiなどがあるでしょう。
まずは、スマホの通信費から見直してみてください。
昔はau、docomo、SoftBankの3社独占状態で、スマホ代も月々6,000~1万円ぐらいになっていた人が多かったのではないでしょうか。
今もそのぐらいの金額になっている人は、今すぐ乗り換えた方が良いです。
今は格安SIMを提供する会社が次々と参入しており、月々0~約2,200円で済みます。
通信品質も地域やギガの利用料制限にもよりますが、日常生活では十分に使えるレベルです。
それに、これまでは2年縛りの契約で、解約には契約解除料約3,000~1万円がかかり、足かせになっていた人も多いと思いますが、今は大手キャリアもその制度を排除しています。
なので、通信費を削減するには、今がチャンスということです。
ちなみに私は、楽天モバイルを利用しています。
auから楽天モバイルに乗り換えたのですが、2年間で12万円も得した計算になりました。
具体的な体験談は以下の記事にありますので、参考にしてみてください。
https://pon-toushiblog.com/kisyudai-zangaku-norikae/
【車の維持費】売却しよう、もしくはカーシェアリングにしよう
これは車保有者の人向けですが、車の維持費って結構かかりますよね。車検代や税金、駐車場代。特に最近では、ガソリン代の高騰を受け、家計に打撃を受けている人もいるかと思います。
だからと言って、愛着もあるでしょうし、いきなり「売却しよう」は少し不躾かもしれませんね。
でも、もしかしたら、代替手段があることに気がついていないかもしれません。今一度、自分に問いかけてみてください。
その車、
平日は使っていますか?
公共交通手段や自転車など代替手段に変えられませんか?
カーシェアリングやレンタカーを利用してみるなど検討しましたか?
私の夫は、BMWのセダンを所有していましたが、休日しか使わないので、売却しました。
節約できた総額は年間44万円でした。1年間の合計なので、もしこれが5年も続いていれば、200万円以上の節約になったと言う事ですね。
車を売却した体験談については、以下の記事にありますので、参考にしてみてください。
https://pon-toushiblog.com/car-sold/
【家賃】実家に住もう、もしくは家賃の安いところに引っ越そう
最後に家賃です。
これは実践するには少し腰の重いかもしれません。でもうまくいけば、月数千円から数万円の節約になります。
もし、実家に近いところで一人暮らしをしている人は、実家暮らしに戻ってみましょう。
家にいくらか入れなければならないかもしれませんが、それでもおそらく家賃に比べれば、安く済むはずです。
会社勤めの人は、可能なら社宅制度を利用しましょう。
社宅制度は会社の法人名義で賃貸を借り、一般的に普通に借りるよりもかなり安く家賃を抑えられます。
私は昔、社宅制度を利用できるにもかかわらず、「快適な家を自分で探す!」と謎の見栄を張り、自分で賃貸を契約し、手取りの多くを家賃に費やしていた時期がありました。
その後、転勤となり、社宅制度を利用して賃貸に入ったのですが、家賃の安さに驚きました。地域や条件の違いはありますが、月4万円以上浮いたので、年間48万円以上、手元に残るお金が増えました。
賃貸暮らしで今の家賃が高いと思っている人は、家賃の安いところに引越しましょう。
引越し代など初期投資は必要かもしれませんが、長期的に見れば、トータルで安くなるケースもあります。
まずは、賃貸物件サイトなどで、希望の間取りや条件でどんな物件があるのか、覗いてみてはと思います。
家賃の安い家に住むということは、駅から少し歩くとか、キッチンが狭いなど、何かしら妥協が必要な場合があるかもしれません。
しかし、住めば都。自分の工夫次第で、いかようにも楽しい生活にすることができますよ。
まとめ:節約を始めるには、固定費ビッグ3を見直そう
今回は、節約を何から始めたらよいかわからない人向けに、固定費を削減すべき理由と効果絶大だった固定費ビッグ3の節約方法を紹介しました。
<固定費ビッグ3>
- 【通信費】格安SIMに乗り換えよう
- 【車の維持費】売却するかカーシェアリングにしよう
- 【家賃】実家に住もう、もしくは家賃の安いところに引っ越そう
私の場合、このビッグ3により、年間約100万円以上節約出来たことになります。
自分の心の中の”めんどくさい”が勝つ前に、どれか1つ、まずは自分が出来そうなところから手をつけてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
https://pon-toushiblog.com/kisyudai-zangaku-norikae/
https://pon-toushiblog.com/car-sold/