今投資をしている人は、なんで投資を始めたのだろう?
他人の投資を始める動機が気になったことはありませんか?
特に20代だと、まだまだ自由にお金を使いたい時期。投資への関心が高いとは言えないかもしれません。
この記事では、31歳で2000万円貯めた私が、20代の頃に何がきっかけで投資を始めたのか、3つの理由について、紹介します。
投資口座を開設する一般的なきっかけは?
一般的にはどのような理由で投資を始めるのでしょうか。
三菱UFJが企業勤務者など1万人以上にアンケートした結果があったので引用します。
参照元:三菱UFJフィナンシャルグループ 金融リテラシー1万人調査の概要
「一定額以上の資産運用資金の確保」が圧倒的に多いようです。
次に、
- 就職、転職による環境変化、
- 結婚・出産等による世帯人数の変化
と続きます。
やはり、一定額の資金があると、投資を始める際にも少しは安心材料になるのでしょう。
そういう私も、もれなくこの理由です。次で説明します。
20代で投資を始めた3つの理由
投資を始めた理由は3つあります。
- 貯金がある程度貯まったから
- 働けなくなってもお金を手に入れられる術を身につけたかったから
- 貯金だけじゃ貯まるスピードが遅いから
貯金が貯まっていたから
1つ目は、貯金が貯まっていたからです。
私が投資を始めたのは26歳でした。
その頃、約300万円の貯金がありました。
投資をするために貯金をしていたわけではなく、気付いたら貯まっていたという感じです。
貯金もあるし、特に直近で大きな出費がかかるイベントもない。投資でもやってみようかな。
初めは、これぐらいの軽い気持ちでした。
貯金のうち、100万円はそのまま貯金として置いておき、200万円を投資に使おうと決めました。
「貯金ってどれだけあればいいの?」
という疑問が浮かび上がると思いますが、金額は人それぞれです。
100万円があればいいということではないのです。
- 自分がどれだけ生活に耐えうる資金「生活防衛金」があるか
- リスクを受け入れられる「リスク許容度」がどれだけあるか
などによります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
当時の私は、勉強不足で生活防衛金などという単語も知らなかったのですが、
もしも200万円がなくなっても100万円あればなんとかなるな。
という感覚的な余裕に頼って、投資を始めようとしました。
働けなくなってもお金を手に入れられる術を身につけたかったから
2つ目は、働けなくなってもお金を手に入れられる術を身に付けたかったからです。
私は社会人2年目の時に、働きすぎによる過労で、うつ病を発症しました。
その後、職場復帰を果たせましたが、その時に思ったのは、
自分は会社で長く働けない。
それなのに、生きているだけでお金ってかかるんだな。
です。
私は性格上、仕事のプレッシャーを感じやすいほうでした。
「また仕事でしんどくなることがありそうだ」と感じていて、定年まで働く気はありませんでした。
しかも、働いていなくても、生産活動をせず家に引きこもっていても、税金、社会保険料、家賃、食費など、生きているだけで、ものすごいスピードでお金が通帳から減っていく恐怖も味わいました。
その時、
「自分が会社で働き続けないとお金が入ってこない状況は危険だ」
「働けなくなっても、お金を手に入れられる術を身に付けておいたほうがいい」
と思ったのです。
いろいろ模索した結果、
- 家にいながら、
- 1人でできるお金の増やし方
それが投資でした。
このように、もし会社で働けなくなっても、投資をお金を増やせる手段にしようと考えたというのが、投資を始めた理由です。
貯金だけじゃ貯まるスピードが遅かったから
3つ目は、お金が貯まるスピードが遅いと感じたからです。
私はそれまでコツコツ貯金をしていました。
年間160万円貯金できたこともあります。
おそらく、社会人2、3年目が年間でこれだけ貯金ができていれば、優秀家計とよばれるでしょう。
しかし、私は定年まで働くつもりはなかった。つまり、早期退職する気でいたので、
「貯金するだけじゃ早期退職できるほどのお金は貯まらない」
と感じました。
それで、
自分が労働する以外に、お金を増やしていく方法はないかな?
と感じていたのです。
2つ目の理由に述べた時期も重なって、お金を増やす方法として投資を選びました。
投資を始めてどうだった?
投資を始めて実際どうだったの??何か変わった?
一言で言うと、激変です。
一瞬で人生が変わった、ということではありません。
投資で色々な失敗や成功を繰り返し、5年をかけて、資産は31歳で2000万円になりました。
また、自分が働けなくなってもお金を増やせる術を身につけられました。
そして何より、気持ちが楽になりました。
「働きたくないけど、生きていくには働き続けなければならない」
と思う人生と
「働けなくなっても、なんとかなる」
と思える人生。
私は後者の考えを手に入れることが出来ました。
この思考自体が、これまで得た投資のリターンよりも、最も価値あるものです。
しかし、この考えに至るには、やはり人から教えてもらった教訓とかではなく、自分が投資を経験したなかで、培ってこれたものだと思っています。
年齢を重ねると、新しいことを始めるのに臆病になったり、家族など守るべきものが増えたりしますよね。
その点、リスクを取りやすい20代で始めていて良かったなと心底思います。
20代で株をやってみた結果の記事でも詳しく書いています。
私が初めて開設した口座
そんな人生を模索しまくっていた私が初めて開始した証券口座は、SBI証券です。
私は、SBI証券、楽天証券、野村證券、ネオモバイル証券の4つの証券口座を持っています。
なかでも手数料が安く、使いやすいと思ったのが、SBI証券です。
簡単な比較ですが、例えば、50万円以下の株の売買にかかる手数料は、
野村証券の場合、524円
SBI証券の場合、275円
です。
倍ちかく違いますよね。投資において、手数料が安いほうを選ぶのは必須です。
多くの個人投資家は、手数料が低い証券会社を選ぶよ。
「使いやすい」という部分については、個人の感覚的な部分があるかもしれません。
しかし、色々な銘柄をリサーチする際、また、売買する際、直感的に操作できるという点が気に入っています。
(SBI証券アプリでトヨタ自動車の株価チャートを見たときの画面:クリックで拡大)
この画像を見ても何のことやらと思いますが、イメージだけでも。
口座開設は無料なので、まずは自分の証券口座を作って、投資デビューする準備を始めてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ:20代でお金に向き合うことで、その後の人生は大きく変わる
今回は、私が投資を始めた理由を紹介しました。
- 貯金がある程度貯まったから
- 働けなくなってもお金を手に入れられる術を身につけたかったから
- 貯金だけじゃ貯まるスピードが遅いから
始める理由なんて、何でもいいのですよ。
私も、初めは「貯金があるから」という、何となくのきっかけでしたが、徐々に自分の人生と向き合っていきました。
言えることは、早めにお金と向き合うことで、その後の人生は大きく変わるということです。
資産総額的に変わることもあるし、その後の仕事や結婚、育児、老後にまつわるお金の不安を軽減してくれて、生きやすくなります。
「まだ投資するほどの貯金もないよ」
という人は、この記事を参考にしてみてください。簡単にお金を貯める方法を書いています。
https://pon-toushiblog.com/how-to-save-10-million-yen-in-your-20s/
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!