スマホ代が高いから乗り換えようかな?
格安スマホにしたいけど、機種代の支払いがまだ残ってる。
格安スマホにしたほうがいいのかな?
それとも、大手キャリアのまま、機種変更したほうが安いのかな?
大手キャリアから格安スマホに乗り換えようかと思った時、機種代の残額や更新月、解約料、機種変更など、色々と気になることがありますよね。それに格安スマホに乗り換えたほうがいいのか、大手キャリアで継続したほうがよいのか、様々な選択肢があります。
この記事では、機種代の残額が残っていたけど、楽天モバイルへの乗り換えで12万円以上浮いた経験談をもとに、お得なケースについて、解説します。
・格安SIMへの乗り換えを検討しているが、機種代が残っていて迷っている人
・機種代を払ってでも乗り換えたほうが良いのか知りたい人
機種代残額が残っていても格安スマホへの乗り換えが最適解!表で説明
私がauから楽天モバイルへ乗り換えた時の経験談をもとにお話しします。
はじめに当時の状況です。
私はauでiPhone XRを2年契約していました。しかもその時の契約は、「2年契約で、次の契約更新時に機種変更をするなら、今の機種代を安くする」というプランでした。
なので、2年経っても機種代は実際、払い終わっておらず、機種代残額は、54,625円でした。次に機種変更をすれば、残額は0円。もし機種変更をせずに継続もしくは解約をする場合は、残額を支払わないといけない。機種代とは別で月々の月額使用料は、7,339円でした。
乗り換えるなら機種代を5万円強を払わないといけないは痛い出費。。元々2年前に購入した金額ではありますが、忘れた頃にやってくるのはなんだか損な気がする。。。
でもふと思ったのは、「そもそも月々の通信費自体が高くない?」ということ。
そこで格安スマホへの乗り換えも含めて検討開始。
考えられうるパターンは次の4つでした。
1.解約月に機種代残額を支払って、楽天モバイルに乗り換える
2.解約月でなくても機種代残額を支払って、楽天モバイルに乗り換える
3.auで継続契約し、機種代残額を支払って、機種変更をする
4.auで継続契約し、機種代残額を支払わず、機種変更しない
これら4パターンで、今後2年間での合計費用で最もコスパの良い選択肢はどれか、ということを洗い出します。
なぜ楽天モバイルかというと、私はクレジットカードや生活に必要な買い物などを楽天のサービスを利用してまとめるという楽天経済圏で生きているからです。ちなみに機種変更の場合の機種は、 iPhone 12 256GBで考えていました。
そのシミュレーション結果の表がこちらです。
現機種代残金 |
契約解除料 |
新機種代金 |
月額料金 |
|||||||
解約時期 |
au自動更新 |
楽天加入 |
新機種購入 |
54,625円 |
3,300円 |
95,240円 |
– |
今後2年の合計費用 |
今後2年の使用機種 |
|
1 |
2021年7月 |
しない |
2021年7月 |
しない |
54,625円 |
0円 |
0円 |
2,178円 |
106,897円 |
現行機種 |
2 |
2021年9月 |
しない |
2021年9月 |
しない |
54,625円 |
3,300円 |
0円 |
2,178円 |
110,197円 |
現行機種 |
3 |
2021年8月 |
する |
2021年8月 |
する |
0円 |
3,300円 |
95,240円 |
2,178円 |
150,812円 |
機種変後の機種 |
4 |
2023年7月 |
する |
2023年7月 |
しない |
54,625円 |
0円 |
0円 |
7,339円 |
230,761円 |
現行機種 |
結論、1番目の「機種代が残っていても格安スマホへの乗り換え」が2年後の合計費用が一番お得でした。
機種変更をせずにauを継続した場合と比べると、12万円以上の差がつきました。
これに加えて、楽天モバイルでは当時、3ヶ月月額使用料無料キャンペーンと20,000円ポイント還元キャンペーンを実施中だったので、もう楽天モバイルに機種変更せずに乗り換えで決まりでした。
気にするべきは、機種代残高ではなく、月額料金!
私は契約更新月に乗り換えることができましたが、この表を見てもらえれば、契約月ではなく契約解除料を払わないといけなかったとしても、乗り換えた方がお得です。
つまり、気にするべきは、機種代残高ではなく、月額料金なのです。
当時、私の月額料金は約7,300円でした。楽天モバイルに乗り換えると、約2,200円になります。
月額料金だけで、毎月5,000円以上の差がついています。
これが大きいのですね。
機種代の支払いが残っていて、毎月の料金も高いと感じている人はぜひシミュレーションをして、合計費用で考えることをオススメします。
この表の数字を自分の現状の数字に変えれば、誰でもシミュレーションができると思うので、エクセルで作って真似して見てください。
まとめ
これまで見てきたように、機種代の残高が残っていても、スマホ代が安くなる可能性は高いです。
私の場合では、格安スマホに乗り換えた場合と、auでそのまま継続した場合とでは、2年間で12万円以上の差がつくという結果でした。
目先の金額に左右されるのではなく、長い目で見て、検討してみてはと思います。